Magical Mystery Nara Tour

独自の視点で奈良の魅力&情報を発信していきます。

今年も、奈良の紅葉シーズンがやってきた。
その中でも、ライトアップされる場所といえば限られている。
奈良の紅葉の名所は、山間部に多いので、
安全面で今まであまり大々的には行えなかったという経緯がある。
しかし、最近ようやく奈良でもライトアップが解禁されてきた。
去年は長谷寺のライトアップも試験的に行われたが(長谷寺初ライトアップ
今年はまだ情報が入らない。
とにかく、どこも立地は悪いので、交通手段の確認と、
寒さ対策をしっかりして出かけていただきたい。
しかし、京都とは違い、のんびり鑑賞できるのが奈良の良いところだ。
ぜひ準備は万全に、大人の奈良観光を堪能していただきたい。
(色づき情報:日本気象協会 tenki.jp

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室生寺(Googleマップ)
~国宝五重塔と紅葉ライトアップ~
11月12日(土)~11月27日(日)
拝観時間 17:00~20:00(受付19:00まで)
拝観料 大人500円子供300円
※臨時バスあり
http://www.murouji.or.jp/guide/access/p4.html

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談山神社(Googleマップ)
~紅葉ライトアップ~
11月12日(土)~11月27日(日)
拝観時間 日没~20:00
(建物の拝観は19時まで。19~20時は境内庭のみ)
拝観料 大人600円子供300円
※談山神社発バス最終18:32
http://www.tanzan.or.jp/news.html

奈良のおすすめトンネルを紹介する、「奈良のトンネル」。
今回ご紹介するのは、高取町にある、

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「芦原トンネル」である。
高取町から大淀町に抜ける国道線169号線にあり、
トンネルを抜ければ、
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「ここは大淀町だった!」と看板が出迎えてくれるw
このトンネルの最大の特徴は、大淀町方面と高取町方面で新旧に分かれており、
違う年代タイプのトンネルが一度に楽しめるところである。
「旧芦原トンネル」は、昭和40年(1965年)年竣工で、
「新芦原トンネル」は、平成4年(1992年)年竣工と27年の年の差がある。
その違いは、ぜひ動画で確認していただきたい。




やはり、「旧芦原トンネル」の方が、趣(おもむき)を感じられないであろうか。
私は断然、旧トンネルの方が好みである。
しかし、なぜまた、このように2つもトンネルが作られることになったのか。
それは、昔からこの芦原峠(310m)は、奈良盆地から吉野川流域に出る主要ルートで、
増加する交通量に対応するために、細い峠道を整備するのは必須の課題であったそうだ。
国道169号線旧道(1)-3ケタ国道放浪記-
たしかに、明日香や吉野方面に行くと、
ど田舎のイメージだが、逆に車の利用率が高く、
夕方になると、どこから湧いてきたのかわからないほど道が車であふれる。
交通量の多い峠道で、対面道路のトンネル1つだとリスクも大きいであろうし、
上下線のようにトンネルを分けたのは得策だったであろう。

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最近では、そんな人の往来を象徴するかのように、
トンネルを抜けた先の、道の駅・吉野路大淀iセンターはとても賑わっている。
広い駐車スペースも、休日には埋まってしまうほどである。

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道の駅内のレストランときんさんの、「大和肉鶏照り焼き重1280円」は絶品だ。

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以前は、この大淀iセンターが県内唯一「クレミアアイス500円」が食べれる場所であったが、
最近は割とどこでも食べれるようになってしまったw(写真は東大寺)
でもやっぱり、道の駅で食べる良さもある。
ぜひ皆さんもトンネル抜けがてらに、出掛けてみてはいかがだろうか。

■芦原トンネル
所在地【高取町-大淀町・国道169号線】
延長【旧770m・新706m】
竣工西暦【旧1965年・新1992年】

参考サイト:奈良隧道トンネル一覧表

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