27日にNHKで放送された「ブラタモリ」は、奈良が舞台であった。
「ブラタモリ」とは、タモリさんがまさにブラブラ歩く旅番組であるw

タモリさんは、地形マニアなので、
そのタモリ視線が色濃く表れるのがこの番組の最大の特徴である。
タモリファンには堪らないが、そうでない人には面食らった内容だったかもしれないw
しかし、地形から奈良を考察する内容は新鮮で面白かった。
近鉄奈良駅近辺から、春日大社に向かっては、
緩やかだが長い傾斜になっており、よく「歩くと結構大変ですよ」とタクシーでも会話するが、
街中にあそこまで傾斜というか、断層の痕跡が残っているのは驚いた。
奈良時代は、藤原氏の時代であったと言っても過言ではない。
都を見下ろす高台に、氏寺である興福寺が建っていた外京にこそ、
奈良時代独特の景観があったと言えるのかもしれない。
ブラタモリでは、いつも過去の再現CGがあるのだが、
今回、興福寺から平城京、そして近鉄電車が走る現代の風景への再現CGが素晴らしかったw

実は、次週も「ブラタモリ」は奈良が舞台である。
東大寺の謎に迫っていくようで楽しみだ。
ぜひ見逃さずにチェックしたい。

#11 奈良の宝
~観光地・奈良はどう守られた?~
総合 2015年7月4日(土)
午後7時30分~8時15分


ブラタモリ #11 奈良の宝 ~観光地・奈良はどう守られた?~