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シカの頭数調査 奈良公園内は1180頭
(奈良テレビニュース)

奈良公園内のシカの数について調査が行われ、ことしは1180頭が確認されました。
シカの頭数調査は、毎年7月15日と16日に行われます。
調査を行う奈良の鹿愛護会によると、
ことしの奈良公園内のシカの頭数は1180頭で、去年より11頭減りました。
内訳は、オス鹿が236頭、メス鹿が715頭、子鹿が229頭となっています。
愛護会によりますと、増減はシカの住む環境では予想の範囲内で、
頭数は安定しているとしています。
一方去年7月からの1年間で死んだシカの数は341頭で、
このうち交通事故で死んだシカは81頭でした。
発生場所では、県庁東交差点から奈良ホテルにかけての国道169号沿いと369号沿い、
大仏殿交差点から高畑町交差点にかけての道沿いで多発しています。
いずれも午前8時ごろや夕方6時前後と、通勤・帰宅ラッシュ時に事故が多いということで、
愛護会では注意を呼びかけています。


なんとも悲しいニュースである。
つい先日も観光客の方から、「鹿の交通事故はあるんですか?」
質問を受けたが、死亡事故が81件というのはなかなか多い数である。
ラッシュ時に多発しているということなので、そのほとんどが奈良ナンバーであろう。
なにしとんねん。
最近は、道に大きな鹿マークを入れて注意を促したりしているのに、なんたること。
どこか山道を走っていて、いきなり鹿が飛び出してきたら、
仕方ないかもしれないが、奈良公園なんて、
鹿が飛び出すのが前提のような場所である。
ちょっと注意が足らないのじゃないだろうか。
とにかく最近、無茶苦茶な運転をするドライバーが多すぎる。
神々の怒りを買う前に改めたいものだ。