「古事記」を、登場人物の紹介という切り口で解説する神シリーズ。
第19回目は、「ウカヤフキアエズ」

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さかなクンのあいうえお魚くいずかん 改訂版

鵜葺草葺不合命(ウカヤフキアエズノミコト)
【山の神と海の神のハーフ】

ヤマサチビコトヨタマビメの間に生まれた子供。
トヨタマビメの御産のために、鵜の羽根を葺き草に見立てて産屋を作ろうとするが、
屋根を葺き合える前に生まれたので、
ウカヤフキアエズノミコトと名付けられた。

今回で神シリーズは最終回とする。
この後、ウカヤフキアエズとトヨタマビメの妹、
タマヨリビメの間に生まれた四人兄弟の末っ子、
「カムヤマトイワレヒコ」が初代神武天皇になる逸話が描かれていき、
古事記の神話パートは終わり天皇編となる。