新年もあけて、新しいコーナーを始めたいと思う。
その名も、「奈良の本」
私は今まで数々の奈良の本を読んできた。
特に奈良まほろばソムリエになるまでの3年間は、
奈良に関する本を読まない日はないほどであった。
奈良の歴史は、イコール日本の歴史そのものであり、
基本的なことから、歴史のロマン、ミステリー、いろいろな切り口があると思うが、
その中でも、特におもしろかった本や、ためになった本をご紹介していきたいと思う。
とりあえず、第1回目は定番中の定番、
「奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック」である。

51-8+pJxbNL
改訂新版 奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック

もはや、紹介するまでもないが、
試験を受ける人もそうでない人も、手元には置いておきたい、
奈良の辞書と思っていただいても良い。
もちろん、ソムリエ検定においては重要で(商工会議所・奈良まほろばソムリエ検定)、
基本この本から問題は出題される。
1級やソムリエ級になると、どこにそんなこと書いてあってんという問題も多々出てくるが、
逆にいうと、この本に書いてないことを調べれば良いということになる。
読み方としては、とりあえずざっと読んでみて、
その都度調べたり、確認のために読み返すのが良いであろう。
DSC_2863
私は、このように付箋をつけて、すぐ情報が引き出せるようにしてある。
あまりにボロボロなので、物凄く読み込んでいるように思われるが、
ずっとカバンに入れていたのでボロボロになっただけだw
もちろん、今でもいろいろ調べる過程で、確認のためにもこの本は必須だ。
というのも、この本では奈良の公式見解のようなものが読めるからである。
ただ、読み物としてはあまりおもしろくないかもしれない。
あくまで資料的な感じだ。
そして、特筆すべきなのは巻頭のカラー写真
とても素晴らしい写真が多く、これだけでも価値があるw
ぜひ、これから奈良を知ろうとする方、より深く知りたいと思う方にもおすすめの本だ。

関連記事:
コラム44「奈良まほろばソムリエへの道」