奈良のおすすめトンネルを紹介する、「奈良のトンネル」。
今回ご紹介するのは、吉野郡川上村にある、

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「滝の脇トンネル~一ヶ山トンネル」である。
奈良県の南部は、深い山が連なる地域で、
川上村から上北山村にかけては、深い山間を抜けていくが、
そこで出会うのが、この衝撃のループ線トンネル
山間の高低差を最短距離で結ぶため、道路が螺旋状に下っていくが、
まさに圧巻の人工美と自然美が共存する。
まずは動画をご覧いただきたい。



ループ線は、高速道路のインターチェンジなどで珍しいものではないが、
この川上村の「滝の脇トンネル~一ヶ山トンネル」は、
ループ途中にトンネルと屋外が交互し、
まるで地底から空中にワープするような錯覚が起きる。
実はトンネルは、直前から「伯母谷トンネル」「栗の木トンネル」「滝の脇トンネル」
「一ヶ山トンネル」「大獄トンネル」
と5つも連続するが、
特に、「滝の脇トンネル~一ヶ山トンネル」の間は、
まさに、天空のトンネルと言っても良いであろう。
残念ながら、車を路肩に止めることはスペース的に不可能なので、
グーグルマップのストリートビューからの画像だが、
対岸にトンネルの入り口を見ることができるのがお分かりになるであろうか。
滝の脇6
このトンネルが出来る前は、もちろん別の道が存在し(旧国道169)、
崖沿いを走る細い道をバスやトラックが往来する危険な道路であったそうだ。
工事は長期に渡り、途中仮設の橋を作るなど、
とんでもないことになっていたそうであるが(国道169号線旧道(4-1))、
2003年に完全開通。
私はそんなことは知る由もなく、2015年になって護鬼仏理天を見るために、
上北山村に向かい、初めて通ることとなった。
ちなみに、トンネル名の「滝の脇」とは、
その名のとおり、大曲滝という滝がトンネルとトンネルの間で見れるからである。

■滝の脇トンネル・一ヶ山トンネル
所在地【吉野郡川上村】
延長【207m・440m】
竣工西暦【1999年・2001年】

参考サイト:奈良隧道トンネル一覧表

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