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来年へ猪突猛進! 橿原神宮に「亥」の大絵馬(産経)

毎年恒例となっている橿原神宮の巨大絵馬
来年(2019年)の干支の「いのしし」バージョンが公開された。
あまり知られていないが、この橿原神宮の絵馬は昭和35年(1960年)に、
現在の皇太子殿下の生誕を祝って始められたものである。
来年は、200年ぶりの天皇陛下の譲位によって、
天皇陛下になられる皇太子殿下なので、アニバーサリーな年といえるであろう。
見たところ、絵馬はいつもと変わらない感じであるがw

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絵馬は、高さ4.5メートル、幅5.4メートルにおよび、
通常の絵馬の1600倍のサイズになるという。
絵馬は、もともと雨を降らし止めるのを祈願するものが起源であると、
「丹生川上神社下社」の記事で話題にしたが、
コラム122「馬に会える神社。丹生川上神社下社」
現在では、いろんな願い事を書いて奉納するものとなった。
ここ近年は橿原市在住の日本画家の藤本静宏さんが手掛けており、
「今年は災害が多かったので、『猪突猛進』する勢いでそうしたことを吹き飛ばし、
おめでたい年になればという思いを込めました」
という。

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裏側には「奉献 近畿日本鉄道株式会社」の文字。
へぇ~、そうなんだw
ちなみに、2003年からの絵馬をこちらで見ることができる。
橿原神宮大絵馬コレクション(さかい鍼灸院写真展№00013)
今までの全回分を記録している人がいたりするのであろうか、
あったら、凄いコレクションである。

参考サイト:
橿原だより(平成29年11月30日)橿原神宮