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日本書紀(上)全現代語訳 (講談社学術文庫)
日本書紀(下)全現代語訳 (講談社学術文庫)

当ブログでもたびたび参考文献や引用している、
「宇治谷孟(うじたにつとむ)」氏による現代語訳「日本書紀」である。
宇治谷孟氏は、京都生まれの歴史学者・国文学者で、
晩年、師の志を受け継ぎ「日本書紀」をはじめて現代語に訳した
宇治谷孟(Wikipedia)
世間的には「古事記」の方が馴染みがあるが、
「日本書紀」は「古事記」の10倍の分量の30巻にも及ぶ上、
漢文体の難解さの故に馴染みにくいものとされてきたこともあった。
しかし、本書はそれらを解決した画期的な労作なのである。
物語的な要素が強い古事記より、「日本書紀」は記録の陳列という感じで、
たしかに読み物としてはあまりおもしろくないかもしれないが、
たとえば我々が知っている社寺の縁起なんかにしても、
基本「日本書紀」が元になっている。
実質、奈良の歴史書と言っても過言ではなく、
奈良のことを調べるにしても「日本書紀」の参照は必須になってくる。
本書は、文庫本で上下の2巻に収められ、非常に読みやすく入手もしやすい。
まさに初にして決定版。
ぜひ、一家に一冊は置いておきたいw

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