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いよいよ本日で平成も終わる。
31年間いろいろなことが、奈良でもあったと思うが、
私の個人的な平成における奈良で一番大きな出来事は、
やはりせんとくんの誕生だったのではないかと思う。
このブログの記念すべき最初の記事も、
せんとくんの魅力を新たに発信しようとしたものであった。
コラム1「新説せんとくん」
せんとくんが生まれた(目覚めた)平成22年の平城遷都1300年祭は、
奈良にとって記録と記憶に残る祭りになったのは間違いなく、
平城遷都1300年祭の来場者は1,740万人-経済効果は967億円(奈良経済新聞)
認知度アップに貢献したのが、
まさしくせんとくんであった。
そもそも当時は、まだそれほどゆるキャラというものが、
世間に認知されていなかったと思うが、せんとくんの登場によって、
日本中にゆるキャラという新たな文化が広まっていったように思う。
せんとくんは、ゆるキャラの象徴となったのだ。


せんとくんダンスは、空前の大ヒット。
1300万枚のミリオンセラーに(ウソ)


このようなMAD動画まで作られ、
その知名度は海をも超えた(たぶん)

しかし、祭りの終焉と共に、
奈良県がせんとくんの活用に消極的だったこともあり、
私はもっとせんとくんを活用せよと記事にもしたが、
コラム25「せんとくんを活かせ!」
一時期は死亡説まで流れ、
グッズは叩き売られる事態にまでなった。
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しかし、平成29年には「くまもん」と並ぶ知名度であることが証明され。
(ただし、好感度は5%だった)
せんとくん認知率上位も好感度低
平成30年には、せんとくんイラストのロイヤリティーがフリーになったことで、
「コンせんとくん」という商品も生まれ、見事せんとくんは復活を遂げたのだった。
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“せんとくん”デザインのUSB充電器発売

時代は「令和」に変わるが、
元号が初めて日本の古典(万葉集)から引用されたことで、
また奈良にも注目が集まっている。
きっと、「令和」の時代もせんとくんの活躍が期待されるであろう。
せんとくんが歓迎する奈良県立万葉文化館