老人暴走系交通事故は、ニュースを丹念に見ていると、
それこそ毎日のように日常茶飯事で起こっているのだが、
奈良の、まさか東大寺の参道で起こってしまった。
記事によると、事故を起こしたのは参道の土産物店の店主(79)で、
2人が巻き込まれ、台湾から観光に来ていた62歳の男性が亡くなったという。
午前9時台のことだったようで、おそらくまだ比較的人は少なかったと思われる。
連休の中日だった前日は天気もよく、奈良公園は物凄い人で溢れていたので、
状況によっては、数十人が死傷する大惨事になっていた可能性もあったであろう。
事故現場は、一般車は入れない歩行者天国のような場所だが、
業者の車などはよく入って行っている場所である。
しかし、今後は規制などされるかもしれない。
↓当日の現場の様子。
東大寺に向かって歩いて(入らずに)戻ってきたら踏み間違い事故が起こってた。
— めたしげ (@metashige) February 25, 2024
タイミングが悪かったら… pic.twitter.com/VUg1V1tvBP
なんか物々しいぞ pic.twitter.com/HoP2oICUsT
— 蒼樹梨鹿 (@rikakon) February 25, 2024
しかし、もはやこの老人の踏み間違いの暴走事故は社会問題であろう。
もちろん、誰だって車を運転していれば事故を起こす可能性はあるが、
明らかに体力や判断力が衰えた高齢者が運転するのは確信犯的だ。
そして恐ろしいことに、今後こういう事故は増えて行く一方であろうということだ。
そろそろ、75歳以上は免許が失効するなど考えるべきなのでは?
なのに、むしろ世間は労働者不足だからと言って、
例えば個人タクシーなんかは80歳まで定年を延長させようとしている始末。
80歳が運転する公共交通なんて、わたしは正気の沙汰とは思えないのだが。